EarthQuaker DevicesのHizumitasは、日本の伝説的なバンドBorisのギタリストWataのシグネチャーモデルとして設計されたファズペダルです。このペダルは、Wataが長年愛用しているELK BM Sustainarのサウンドを忠実に再現しています。Hizumitasは、ヘビーなディストーションとザラザラとしたエッジを持ちながらも、スムースなサステインとクリアなトーンを提供します。低音から高音までバランスよく出力され、特に中音域と高音域がしっかりと突き抜けるサウンドが特徴です。 このペダルは、特にヘビーロックやドゥームメタル、シューゲイザーなどのジャンルに最適です。パワーコードは巨大で重厚なサウンドを生み出し、オープンコードはダイナミックで素晴らしい音の分離を実現します。シングルノートのリードプレイでは、特にネックピックアップを使用することでスムースでパワフルなサウンドが得られます。 Hizumitasのコントロールはシンプルで、Volume、Sustain、Toneの3つのノブで構成されています。Volumeノブは出力音量を調整し、Sustainノブはディストーションとサステインの量を調整します。Toneノブは、時計回りに回すと低音をブーストし、反時計回りに回すと高音をブーストします。このToneコントロールは、ペダルのキャラクターを劇的に変化させることができ、つんざくような高音から壁のような低音まで幅広いサウンドを作り出すことができます。 Hizumitasは、異なるピックアップタイプや演奏ダイナミクスに対しても優れた反応を示し、ギタリストの表現力を最大限に引き出します。特に、Wataのような重厚でクリアなファズサウンドを求めるギタリストにとって、このペダルは必須のアイテムとなるでしょう。
仕様
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他の EarthQuaker Devices のエフェクター
EarthQuaker DevicesのHoofは、ゲルマニウムとシリコンのハイブリッド回路を搭載したビンテージ系ファズペダルです。このペダルは、クラシックなグリーンロシアンファズ回路をベースにしており、最大限のトーンと温度安定性を実現しています。NOSゲルマニウムトランジスタを手作業でマッチングし、ペダルごとの一貫性を確保することで、購入時の不安を解消し、スムーズで自然なハーモニックリッチなサステインを提供します。Hoofは、世界中の数千のペダルボードで使用され、地下室からマディソン・スクエア・ガーデンまで、数え切れないほどのステージで活躍してきました。特に、ビンテージファズの音色を求めるギタリストや、温度変化による音色の不安定さを克服したいプレイヤーに最適です。ロック、ブルース、オルタナティブなど、幅広いジャンルでその真価を発揮します。中域の設定を調整できるShiftノブや、トーンの設定を行うToneノブなど、柔軟なトーンシェーピングコントロールが特徴です。これにより、クラシックなマフサウンドから現代的な音色まで、幅広いサウンドメイクが可能です。
EarthQuaker DevicesのHummingbirdは、ビンテージのVOX Repeat Percussion Tremoloを元にしたリピートパーカッショントレモロエフェクターです。2007年の登場以来、その独特なサウンドと多機能性で多くのギタリストに愛されています。2009年にはJFETを追加し、ヘッドルームに余裕を持たせ、DepthとLevelで柔軟にトレモロをコントロールできる回路にアップデートされました。さらに2015年には新しい回路に変更され、3つ目のスピードモードが追加されました。これにより、非常に遅いトレモロからリングモジュレーションのような高速トレモロまで、幅広いサウンドを簡単に作り出すことができます。 Hummingbirdは、エクスプレッションペダルを使用することで、トレモロのスピードをリアルタイムで調整することが可能です。これにより、ライブパフォーマンス中でも多彩なトレモロ効果を瞬時に切り替えることができます。また、Depthをゼロに設定すると、FETのクリーンブーストとしても使用できるため、クリーンなサウンドを求めるギタリストにも最適です。 このエフェクターは、特にサイケデリックロックやガレージロック、エクスペリメンタルな音楽ジャンルに向いています。独特ののこぎり波トレモロは、リズミカルでパーカッシブなサウンドを提供し、バンドの中で際立つ存在感を発揮します。ギタリストだけでなく、キーボードやシンセサイザーのプレイヤーにもおすすめです。 Hummingbirdの操作は非常にシンプルで、Depth、Mode、Rate、Levelの4つのノブで構成されています。これにより、初心者からプロフェッショナルまで、誰でも簡単に使いこなすことができます。さらに、フレキシ・スイッチング機能を搭載しており、ラッチ式とモーメンタリースイッチの両方の操作が可能です。 このエフェクターは、9VのACアダプターで動作し、コンパクトなサイズ(121 x 64 x 57 mm)で持ち運びも容易です。消費電流は10 mAで、入力インピーダンスは50 kOhm、出力インピーダンスは10 kOhm以下です。これらの仕様により、安定したパフォーマンスを提供します。
EarthQuaker DevicesのPyramidsは、ギタープレイヤーやバンドマンにとって夢のような多機能ステレオフランジャーです。8つのモードを搭載し、5つのプリセットを保存できるこのエフェクターは、クラシックなジェット効果から、Thru-Zeroフランジャー、永遠に上昇または下降するフランジャー、さらにはステップシーケンサーのようなフランジャーまで、幅広いサウンドを提供します。特に、タップテンポ機能や原音とエフェクト音のミックスコントロールが可能で、フィルターやコーラスのようなサウンドも生み出せる点が魅力です。 Pyramidsは、ハイパワーなDSPを搭載しており、非常に高い音質を実現しています。クラシックモードでは、トーンコントロールが可能で、ハイパスフィルターやローパスフィルターを使い分けることで、低音や高音を自在に調整できます。Through-Zeroモードでは、LFOサイクルの始まりに戻る際の音の消える現象を設定でき、独特のウネリを作り出します。 さらに、Barber Pole Up/Downモードでは、エフェクト音のトーンコントロールが可能で、Trigger Up/Downモードではピッキングの強弱に応じた入力感度の設定ができます。StepモードとRandomモードでは、エフェクト音のステップの流れ方を調整でき、キレのある急な階段のようなステップから、滑らかなグリッサンドのようなステップまで、幅広い表現が可能です。 このエフェクターは、ロック、メタル、オルタナティブ、エクスペリメンタルなど、さまざまなジャンルのギタープレイヤーに最適です。特に、独自のサウンドを追求するギタリストや、ライブパフォーマンスで多彩なエフェクトを駆使したいバンドマンにとって、Pyramidsは欠かせないアイテムとなるでしょう。
EarthQuaker DevicesのAqueductは、ビンテージ感覚満載のビブラートエフェクターです。このペダルは、8種類のビブラートモードを搭載しており、ギタリストに多彩なサウンドオプションを提供します。Sineモードは、滑らかで落ち着いた波形を持ち、クラシックなアンプのビブラートを再現します。Triangleモードは、シャープなピッチの上下変化が特徴で、より明確なビブラート効果を生み出します。Rampモードは、シンセサイザーのようなサステインを持ち、急上昇と急降下を繰り返す独特のサウンドを提供します。Squareモードは、最もゴツゴツした波形で、ピッチ間の揺れが滑らかに動くのとは逆に、緩急の付いた“on-off”を行き来するような効果を生み出します。Randomモードは、全く予測不可能なピッチベンドを生み出し、低いDepth設定では歪んだレコードのような“ゆがみ”を再現します。Env Dモードは、エンベロープでDepthがコントロールされ、ピッキングの強さに応じてビブラートの強さが変わります。Env Rモードは、エンベロープでRateがコントロールされ、ピッキングの強さに応じてLFOの速度が変わります。Env Pモードは、エンベロープで音程がコントロールされ、ピッキングの強さに応じてピッチ揺れの大きさが変わります。このモードは、特にMy Bloody Valentineのようなシューゲイザーサウンドに最適です。Aqueductは、ロック、ポップ、シューゲイザー、エクスペリメンタルなど、さまざまなジャンルのギタリストに向いています。特に、独自のビブラートサウンドを求めるプレイヤーや、ライブパフォーマンスでの多彩な表現を追求するバンドマンにおすすめです。
EarthQuaker DevicesのZoarは、ミディアムからハイゲインまで幅広くカバーするダイナミックディストーションペダルです。このペダルは、トランジスタのみを使用したディスクリート回路で設計されており、オペアンプやダイオードを使用していないため、アンプのようなタッチセンシティブな操作性とハイファイな音質を実現しています。Zoarは、昔ながらの回路設計を採用しつつも、現代的な質感を持つ歪みを提供します。特に、ローゲインのドロップチューニングのギターやベースに最適で、ポップな歪みからヘビーな歪みまで、さまざまなシチュエーションで活躍します。 Zoarのコントロールは、Level、Weight、Gain、Middle、Trebleの5つのノブで構成されており、これらを駆使することで、クランチからヘビーなディストーション、さらにはHi-Fi感覚のファズまで幅広い音作りが可能です。特にWeightノブは、低音をブーストし、ファズらしさを増幅させる重要な役割を果たします。また、3バンドパッシブEQは、各帯域が相互に作用するインターアクティブ仕様で、細かな音作りが可能です。 さらに、Zoarは9Vから18Vの電源に対応しており、18Vで使用することでヘッドルームが上がり、レスポンスがさらに向上します。これにより、クリーントーンはよりワイドに、歪みのキャラクターにはさらなるパンチ感が生まれ、ノートの粒立ちもクリアになります。 このペダルは、グランジやオルタナティブロック、メタルなど、幅広いジャンルのギタリストに向いています。特に、タイトで突き抜けるような歪みを求めるプレイヤーや、ローゲインからハイゲインまでフレキシブルに対応できるエフェクターを探している方に最適です。
EarthQuaker Devicesの「Hoof Reaper」は、ギタリストやベーシストにとって夢のような3-in-1エフェクターです。このペダルは、同社の人気モデル「Hoof」と廃盤となった「Tone Reaper」を一つにまとめ、さらにアナログオクターブアップ機能を追加しています。これにより、Fuzz FaceからBig Muff、Tone Benderまで、幅広いファズサウンドを一台で実現可能です。特に、オクターブを含めた全てのエフェクトが独立してオン/オフできるため、非常に柔軟なサウンドメイクが可能です。 Hoof Reaperは、ロック、メタル、オルタナティブ、さらにはサイケデリックなジャンルに至るまで、幅広い音楽スタイルに対応します。特に、重厚なリフやソロを求めるギタリストにとっては理想的な選択肢です。また、ベーシストにも対応しており、低音域でもその力を発揮します。 コントロール面では、Hoof側にはLevel、Fuzz、Tone、Shiftの4つのノブがあり、Tone Reaper側にはLevel、Fuzz、Toneの3つのノブが配置されています。これにより、各エフェクトの出力やトーン、ファズの量を細かく調整することができます。さらに、オクターブ機能はフットスイッチ一つで簡単にオン/オフでき、単独での使用も可能です。 このペダルは、フレキシ・スイッチング機能を搭載しており、電子リレー方式のトゥルーバイパスを採用しています。これにより、通常のラッチ式スイッチとしても、モーメンタリースイッチとしても使用可能です。電源は9VのACアダプターを使用し、デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプターの使用は推奨されていません。 Hoof Reaperは、2010年に限定発売されましたが、その反響の良さから通常のカタログ商品として復活しました。現代の音楽シーンにも十分対応できるこのエフェクターは、初めてのファズペダルとしてもおすすめです。
EarthQuaker Devicesの「The Depths」は、オプティカル回路を使用したユニバイブ系エフェクターで、3次元に広がる立体的なサウンドを提供します。このモジュレーションペダルは、オリジナル回路を採用しており、クラシックなバイブエフェクトを現代的に再現しています 。特に、VoiceとThrobコントロールにより、音の揺れと厚みを自在に調整できるのが特徴です。IntensityとRateコントロールを使えば、ゆったりとした波のような音から、素早いヘリコプターのようなサウンドまで幅広く対応可能です。さらに、Levelコントロールも搭載しており、バンド内での音量設定も簡単に行えます。 このエフェクターは、サイケデリックロックやブルース、ファンクなど、幅広いジャンルのギタープレイヤーに最適です。特に、立体的で深みのあるサウンドを求めるギタリストにとっては、必須のアイテムとなるでしょう。The Depthsは、DC9VからDC18Vのアダプターで動作し、ライブやスタジオでの使用にも対応しています。オプティカルバイブの魅力を最大限に引き出すこのペダルは、あなたのギターサウンドに新たな次元を加えることでしょう。
EarthQuaker DevicesのGhost Echoは、昔のアンプに搭載されていたスプリングリバーブを再現したエフェクターです。このエフェクターは、ヴィンテージリバーブの温かみと深みを持ちながら、現代のギタープレイヤーに求められる多彩な音色を提供します。特に、ピッキングの強弱に敏感に反応するAttackコントロールを利用することで、リバーブの音色を自在に操ることが可能です。 Ghost Echoは、ロック、ブルース、ジャズ、インディーなど、幅広いジャンルのギタープレイヤーに適しています。特に、ヴィンテージトーンを求めるプレイヤーや、アンビエントなサウンドを追求するアーティストにとっては理想的な選択肢です。 このエフェクターのコントロールは非常にシンプルで、Attack、Dwell、Depthの3つのノブで構成されています。Attackはプリディレイの設定を行い、30msから150msまで調整可能です。Dwellはリバーブの長さを設定し、長くなるほど音の太さも増します。Depthはリバーブの深さを調整し、12時の方向で原音とエフェクト音が50/50、それ以降はエフェクト音がブーストされます。 Ghost Echoは、コンパクトな筐体に収められており、ペダルボードに簡単に組み込むことができます。また、消費電流は86mAと低く、ライブやスタジオでの使用にも最適です。入力インピーダンスは10MOhm、出力インピーダンスは1kOhmと、高い音質を維持するための設計が施されています。 このエフェクターは、シンプルながらも多彩な音色を提供し、ギタープレイヤーの創造力を引き出す一台です。ヴィンテージリバーブの魅力を現代に蘇らせたGhost Echoで、あなたのギターサウンドに新たな次元を加えてみてください。
EarthQuaker Devicesの「White Light Limited Edition」は、70年代の古き良きヘビーなディストーションからインスピレーションを得たハードクリッピングなオーバードライブペダルです。Preamp/250やDistortion+に近いながらも、独自のボイシングで新しいサウンドを提供します。このペダルは、現代の音楽シーンにマッチするように設計されており、歪み全体の感触や音色を細かくコントロール可能です。特に、ダイナミックでオープンなサウンドとリッチなハーモニクスが特徴です。Weightコントロールは低音部とサチュレーションに変化を与え、音作りの幅を広げます。Gainはクリーンブーストからクランチーな歪みまでカバーし、真空管アンプの前段での使用でさらなる音色の選択肢を提供します。Compressionスイッチは、オープンでハイミッドの押しと噛みつき感のあるモードと、コンプ感があり中域のレスポンスがフラットなモードを選択可能です。オールアナログ回路とトゥルーバイパスを採用しており、ギタープレイヤーやバンドマンにとって信頼性の高い一台です。特に、クラシックロックやハードロック、ブルースなどのジャンルに最適で、ヴィンテージトーンを求めるギタリストにおすすめです。
他の #ファズ
Mythos PedalsのHephaestusは、クラシックな「Spirit in the Sky」ファズボックスへのオマージュとして誕生したエフェクターです。Bosstone回路にインスパイアされ、NPNとPNPトランジスタペアを組み合わせることで、おなじみのゲインサウンドを提供します。しかし、Hephaestusの真の魅力はその「Warningノブ」にあります。このノブは回路の電圧を調整し、1時の位置に回すとワイルドでアナログなサブオクターブ効果を生み出します。これにより、クラシックなファズクリーンアップも維持され、幅広いサウンドメイクが可能です。 Hephaestusは、特にロックやブルース、サイケデリックなジャンルに適しており、独自のサウンドを求めるギタリストに最適です。Warningノブを完全に時計回り(5時)に回すと、シンプルなファズサウンドが得られ、ノブを戻していくとサブオクターブやその他の倍音が解放されます。このサウンドのバランスとギターとの相互作用は、ノブの設定位置によって変化するため、さまざまな設定を試して最適なサウンドを見つける楽しみがあります。 内部には小さなボリュームトリマーがあり、一度設定すれば頻繁に調整する必要はありません。Hephaestusは9VDC電源(センターマイナス)で動作し、約10mAの電流消費、トゥルーバイパススイッチング、モノラル入力と出力を備えています。筐体サイズは3.65” x 1.53” x 1.07”で、コンパクトながらも多彩なサウンドを提供します。
JHS Pedalsの「Bender」は、ファズペダルの歴史に敬意を表した“Legends Of Fuzz”シリーズの一つです。このシリーズは、世界で最も歴史的で稀少なサーキットを集めたコレクションであり、JHSが10年以上にわたって培ってきたファズペダルのノウハウが詰まっています。特に「Bender」は、1973年製のSola Sound Tone Bender MK3を忠実に再現したモデルで、ヴィンテージのゲルマニウムトランジスタのタッチ、フィーリング、レスポンスを現代のシリコントランジスタで実現しています。 このペダルは、Volume、Tone、Attackの3つのコントロールを備えており、Volumeはエフェクト全体のアウトプットレベルを設定、Toneはブライトからダークまでのトーンを調整、Attackは歪みの量をコントロールします。さらに、シャーシ側面には「Mode」ボタンがあり、これを押すとゲインが増加し、中域がブーストされ、リードがミックス全体で際立つ「JHS Mode」に切り替わります。このモードでは、ピッキングの強弱に応じてファズにわずかにゲート感が生まれ、クランチから非常にアグレッシブなファズサウンドまで幅広く対応します。 「Bender」は、Led Zeppelin、Jeff Beck、The Beatles、Mick Ronson (David Bowie)、My Bloody Valentineなどのファズサウンドを愛するギタリストに最適です。特に、ロック、オルタナティブ、ガレージロックなどのジャンルでその真価を発揮します。ヴィンテージのファズ回路にプラグインすることで、60年にわたる美しくも破壊的なサウンドのストーリーを体験できるでしょう。
JHS Pedalsの「Kilt V2」は、伝説的なギタリストであり音楽家、プロデューサーであるStu Gとのコラボレーションから生まれた、非常に多用途なドライブペダルです。イギリスのバンドDeliriousの初期メンバーであるStu Gのリクエストに応じて開発されたこのペダルは、ツアーやスタジオワークなど、あらゆるシチュエーションで使用できるよう設計されています。 Kilt V2は、伝説的なファズペダル「Expandora」を大幅にアップデートした回路を採用しており、これまで以上に多彩なトーンオプションを提供します。特別に選定されたオペアンプを使用し、超低ノイズでスムーズなレスポンスを実現。さらに、3つのトグルスイッチを搭載しており、トーンのカスタマイズが可能です。 CUT/FLATトグルスイッチを使用すると、不要なローエンドの周波数をカットしてバンドのミックスにうまく収まるように調整できます。FLATポジションに設定すれば、オリジナルのExpandoraでは欠けていたベースのレスポンスがカバーされ、ヘビーなギターリフやベースにも対応します。G1、G2のトグルスイッチは、サーキット内のクリッピング・セクションの入出力を抵抗値によって切り替えることで、様々なディストーションバリエーションを選択できます。 このペダルは、ライトなトランスペアレント・ドライブから壁のように分厚いディストーションまで、幅広いサウンドをカバーします。G1、G2両方のトグルがダウンポジションのときは最もライトなゲイン設定で、アンプをブレイクアップさせたような軽めのドライブサウンドになります。G1をフリップアップすると、ドライブのタッチが追加され、G2をフリップアップすると、リードトーンのサチュレーションやサステインが増加して完全なディストーションサウンドになります。G1、G2両方のトグルをフリップアップすると、ほとんどコントロール不可能なゲートファズ/ディストーションになります。 V2では、Red RemoteでG2トグルを切り替える機能が新たに追加され、ヘビーなオーバードライブ/ファズへとフットスイッチで瞬時に切り替えることが可能です。これにより、V1と同様の汎用性を保ちながらも、よりコンパクトなサイズを実現しました。
Caroline Guitar CompanyのSHIGEHARUは、オクターブを自在に操るマッシブで『Muff-y』なファズ・ペダルです。このペダルは、クラシックなMuffスタイルのファズサウンドに加え、オクターブアップのオーバートーンを必要に応じて加えることができるのが特徴です。Tone & Bodyコントロール、キルスイッチ機能、ゲートファズ設定など、クリエイティブなサウンドメイクが可能です。 SHIGEHARUは、BC184トランジスタをゲインステージに採用したインテグレート・サーキットを使用しており、ミュージカルでリッチなファズサウンドを提供します。ロックの王道を行く堂々たるトーンを確立し、ビンテージ・ロックサウンドを継承しながらも、現代のロックサウンドにも対応しています。 このペダルは、特にロックやオルタナティブロック、ガレージロックなどのジャンルに適しており、クラシックなファズサウンドを求めるギタリストに最適です。オクターブアップ機能を使えば、ソロギターの演奏時に倍音を加えることができ、バッキングではコード感を失わない通常のファズサウンドでプレイできます。 内部基板上には、バイアス/ゲートトリムポットがあり、時計回りに回すことでゲートファズサウンドを楽しむことができます。また、内部のスライドスイッチを変更することで、オクターブアップのオーバートーンを常にオンにすることも可能です。この場合、HAVOCスイッチはキルスイッチとして機能し、押している間だけサウンドがミュートされます。 SHIGEHARUは、トゥルーバイパス仕様で、9VバッテリーまたはDC9Vパワーサプライ(センターマイナス)で動作します。サイズは92mm x 120mm x 50mm(WxDxH)、重量は365gです。
Fulltone Custom Shop Hi-Muは、ギタープレイヤーにとって理想的なエフェクターです。サスティーン、タッチ感度、アーティキュレーションを新たな高みへと導くこのペダルは、オペアンプ、ダイオード、デジタル回路を使用せず、フルサイズのコンポーネントとマッチしたJFETを用いて手作業でハンダ付け されています。これにより、アンプライクな動作と素晴らしいクリーンアップを実現し、リッチで滑らかなサウンドからシャープでカッティングの効いたサウンドまで、幅広い音色を提供します。 特に、歌うようなリード・ヴォイスを得意とする設計が特徴で、ギターのボリューム・ノブを下げることでクリーンなトーンも楽しめます。3ポジションのBassスイッチとEQノブを組み合わせることで、低域の強調や除去が可能で、音色のバリエーションは無限大です。Sustainノブを回すことで音の歪み量を調整でき、フットスイッチはフルバイパスでトーンロスを防ぎます。 このエフェクターは、ブルース、ロック、ジャズなど幅広いジャンルに対応し、特にリードギタリストやソロプレイヤーに最適です。高品質で安定化された9V~18VDCセンターマイナス電源で動作し、9ボルト電池でも駆動可能です。手作業によるハンダ付けと高品質なコンポーネントにより、耐久性と信頼性も抜群です。Fulltone Hi-Muは、あなたのギターサウンドを次のレベルへと引き上げる一台です。
BOSS FZ-1Wは、BOSSのクラフトマンシップと技術の結晶であり、ヴィンテージ・ファズの魅力を現代に蘇らせたエフェクターです。1960年代初頭に登場したファズは、その独特なサウンドとレスポンスで多くのギタリストを魅了してきました。FZ-1Wは、BOSSのエンジニアがヴィンテージ・ファズを徹底的に解析し、シリコン・トランジスタを採用することで安定した動作と供給を実現しました。ヴィンテージ・モードでは、きらびやかなハイゲインなファズ・サウンドと豊かなサスティンが特徴で、ギターのボリューム操作により多彩なサウンドバリエーションを楽しむことができます。一方、モダン・モードでは、ダークで中低域にハリのある分厚いファズ・サウンドが得られ、現代の音楽シーンにも即戦力となるサウンドを提供します。FZ-1Wは、ロック、ブルース、サイケデリックなど幅広いジャンルに対応し、特にヴィンテージ・ファズのサウンドを求めるギタリストに最適です。ギターのボリュームへの追従性も高く、クリーンからクランチ、そして図太い歪みサウンドまで手元の操作で簡単に得られます。BOSSの「技 WAZA CRAFT」シリーズとして、熟練のエンジニアが一つひとつのパーツを選定し、丹念に組み上げたこのペダルは、極上のサウンドと卓越した弾き心地を提供します。
1967年、マイク・マシューズがエレクトリックギター用のサステイナー回路の実験をスタートさせました。これが伝説の始まりです。そして1969年初頭にその回路は完成し、ギターエフェクト史上最も崇拝され、コレクションされることになる伝説のペダルが誕生しました。それから半世紀もの間に30を超えるバージョンが制作されたBig Muffディストーション/ファズは、音楽史のムーブメントやバンドの個性的なサウンドの先駆けとなりました。Muffulettaは、もっとも偉大で歴史的にも重要な伝説のペダルへのトリビュートです。今まで行われていなかった方法でクラシックMuffの回路を完全に再現したMuffulettaを見ていきましょう。 Muffulettaの心臓部は、クラシックBig Muffの5つのバージョンの回路と、新しくJHSオリジナルバージョンを加えた6モデルから構築されています。これらの全てのモデルは、言うまでもなくデジタルエミュレーションやデジタルの信号処理を行うことなく制作しています。モデルを選択すれば、各時代のモデルの実物の回路に使用されたコンポーネンツと同じ値の回路を使用したアナログトーンを再現します。5つのクラシックモデルは、歴史の中からJHSとしてもフェイバリットで人気の高いモデルを選定しました。1台の扱いやすい小さなペダルフォーマットで、それらの歴代のサウンドを蘇らせることが可能です。希少で高価なペダルを探すこともありません。 MuffulettaにはVolume、Tone、Sustain、Modeの4つのコントロールがあります。Volumeはペダル全体の出力レベルをコントロールします。Toneは全体の音色をブライトにしたりダークにすることができます。Sustainは、ゲインやディストーションコントロールと同様に歪みの強さをコントロールします。ModeコントロールはBig Muffの6つの異なるバージョンを選択します。それでは究極のBig Muffトリビュートとなる各モードを見ていきましょう。 JHS “2015年製”のJHSマフサウンドで、クラシックBig Muffの回路にJHSオリジナルの解釈を加えたモードです。よりパワフルで、より印象的なミッドレンジとコンプレッション感の少なさが特徴で、ベースとの相性も抜群です。 73 Rams Head “1973~1977 V2” Rams Headの名は、筐体の右下に描かれた、小さな妖精の顔のイラストが由来です。当時ニックネームを付けた人々には、このイラストが羊もしくは動物のように見えたのでしょう。V2と呼ばれるこのバージョンのサウンドは、ミッドレンジが削られゲインを抑えた全体的にダークな特徴として知られ、David Gilmour(Pink Floyd)やErnie Isley(Eisly Brothers)、J. Mascis(Dinosaur Jr.)などが使用していたことが有名です。 The Triangle “1969~1970 V1” Triangle Muffは、オリジナルユニットのトップに配された3つのノブが三角形に配置されていたことでトライアングルと呼ばれるようになりました。V1と呼ばれるこのバージョンは、ローエンドのレスポンスが高い明瞭なサウンドが特徴です。SantanaやDavid GilmourのPete Cornishが制作したペダルボード、John Lennon、Kevin Shields(My Bloody Valentine)らの使用で有名です。Jimi Hendrixが使用したのもこのヴァージョンかもしれません。 The Pi “1977~1987 V3” Pi Muffの名前の由来は、一目でわかる筐体トップ面に描かれた赤いπのシンボルマークです。このデザインは2000年以降にリイシューされたNYCバージョンでも採用されました。アグレッシブなサウンドで知られるこのヴァージョンは、Frank Zappa、 Billy Corgan(Smashing Pumpkins)、 Jack White, The Edge(U2)、Beckや Pete Townsend(The Who)らの使用で有名です。 The Russian “1999~2009 V8” Russian Muffの呼称は、バックパネルに印字された“Maide in Russia”の表記に由来しています。それ以前のバージョンと比較すると明瞭さとローエンドを抑えたサウンドで、べーシストからも圧倒的な支持を得ていることで知られています。Dan Auerbach(Black Keys)、Chris Wolstenholme(Muse)、そしてRobin Finck(Nine Inch Nails)らの使用が有名です。 The Civil War “1991~1993 V7” Civil War Muffの呼称は、その昔のアメリカ南北戦争(American Civil War)をイメージさせるネイビーとグレーカラーのエンクロージャーだったことに由来します。ミッドレンジが強く、明るいサウンドながら低めのゲインが特徴です。Thurston Moore(Sonic Youth)やJohn Fogerty、Jeff Tweedy(Wilco)、Mike Mills and Peter Buck(REM)といったアーティストらが使用しました。 Big Muffは、モデルの変遷があっても長年にわたって世界中のギタリストたちに愛用されてきました。未だかつて異なる時代/モデルごとのトーンを1つのペダルで手に入れられるものはないでしょう。Muffuletta は、ディストーションやファズなどの歪み系のペダルが好きなプレイヤーのどの機材にもフィットし、一度手に取って弾いてみれば病みつきになってしまうことは間違いありません。
J Mascis Ram's Head Big Muff Piは、オルタナティブ・ロックの伝説的なサウンドを再現するために設計されたファズペダルです。ホワイトとバイオレットのスペシャルエディションとして登場し、その厚みと透明感のあるトーンは、J Mascis自身のサウンドの核心を形成しています。1973年製のElectro-Harmonix V2 Violet Ram's Head Big Muffの回路設計を忠実に再現し、深みのある甘いファズと優れたサスティンを提供します。 このペダルは、各弦のサウンドの分離感とダイナミクスに優れており、最も汎用性の高いBig Muffの一つです。スムーズかつアグレッシブなレスポンスで、リードギターをスクリームさせ、コードプレーを轟かせます。特にオルタナティブ・ロックやグランジ、インディーロックなどのジャンルに最適で、J Mascisのような厚みと透明感を求めるギタリストに向いています。 J Mascis自身も「これが俺のサウンドだ。Muffは常にオンになっているんだ」と語るほど、このペダルは彼のサウンドの中心を担っています。エフェクターのデザインも特別仕様のアーティスト・グラフィックが施されており、見た目もサウンドも一級品です。 Electro-HarmonixのJ Mascis Ram's Head Big Muff Piで、偉大なるギターレジェンドのファズサウンドを体験してください。
BOSS FZ-5は、1960年代から1970年代にかけてのビンテージ・ファズサウンドを現代に蘇らせるエフェクターです。COSM技術を駆使して、FACE、MST FUZZ、OCTAVE FUZZという3つの異なるファズサウンドを忠実に再現しています。FACEモードでは、サイケデリックなファズサウンドを提供し、ゲルマニウム・トランジスターAC128を使用したファットなトーンが特徴です。MST FUZZモードでは、高域が強調された独特なサウンドを楽しむことができ、OCTAVE FUZZモードでは、音が減衰する際にオクターブ上の音が重なるビンテージ感溢れるサウンドを提供します。 FZ-5は、ノブの設定や入力信号の違いによる内部回路の挙動変化も再現しており、ギターのボリュームを調整することで、サウンドのニュアンスを細かくコントロールすることが可能です。特に、Mモードではゲインを下げると初期のファズらしいダーティーなサウンドが得られ、Oモードでは歪みを抑えた設定でオクターブサウンドが引き立ちます。Fモードでは、ギター・ボリュームによる音色変化が滑らかで、エフェクトをONにしたまま歪みの深さを手元でコントロールできます。 さらに、FZ-5はオリジナルを超えたセッティングも可能で、FUZZノブを使って歪みを自在にコントロールできます。ミニマムからセンター位置まではオリジナル・モデルのサウンドを忠実に再現し、それ以降のブースト・エリアでは、オリジナルを超えたレンジの広い強力なファズサウンドを生み出します。ドライブ系アンプのブーストに使えば、往年のファットなリードサウンドが甦り、Oモード時に同様のセッティングを行えば、オクターブサウンドをさらに強調したブーストサウンドを手に入れることができます。 このエフェクターは、クラシックロックやサイケデリックロック、ブルースなど、ビンテージサウンドを求めるギタリストに最適です。また、シングルコイル・ピックアップでもハムバッキングのように充分歪ませることができるため、幅広いジャンルで活躍します。